2年位前に大流行したリファラスパムですが、先月から今月にかけてまた流行の兆しともいえる程に急増しているようです。
リファラスパムとは、「リファラー」を使ったスパムで、「
リファラー」というのは、そのブログやサイトに来る1つ前の場所のことです。
例えばグーグルへのリンク「
Google」これをクリックすると、グーグルに飛びます、するとグーグルのアクセス解析を見ると、リファラーとしてしてこの「勝手ニュース(http://knews.jugem.jp/)」が記録されます。つまり
アクセス元のことですね。
サイトやブログを運営しアクセス解析を使っている人ならわかると思いますが、自分のサイトの訪問者がどこから来たのか気になりますよね。
「リンクを貼ってくれたのかもしれない」とか「どこかで話題になっているのかな?」など、そんな気持ちを悪用したスパムが『リファラスパム』で、リファラとして残っているものの、実際にはリンクをされているわけでも、訪問者がいるわけでもありません。
あなたのブログに、ある方法を使ってリファラだけを残す訳です。
アクセスは、クローラーという機械が自動で行っているので、訪問者もいなければリンクも貼られていません。
そしてアクセス解析を見たサイトの運営者さんは、アクセス元に行ってみるとウィルスサイトや1クリック詐欺のサイトに誘導されてしまうことになります。
2年位前に流行ったときは、あからさまに詐欺サイトへの誘導とわかる方法でしたが、ここ最近増え始めたリファラスパムは、普通のサイトにアフィリエイト目的や、自分の運営するショッピングサイトへの誘導が多いようです。
つまり、今までは業者がメインで使っていたスパム方法を、一般人もが使い始めた事がわかります。
よくわからない場所からのアクセスがあった場合は、調べるのもいいですが、あまり深入りしないように注意して下さい。無視が一番です。
またサイトにマルウェアやウィルスがある場合には、あらかじめ教えてくれるツールがあります。
aguse(アグス)といいますが、調べたいサイトのURLを入力するとそのサイトの情報を細かく調べてくれます。
リファラスパムを行っているであろう日本のサイトを一部紹介します。
なおこのデータは、他で運営しているサイトと、友人達が運営している大量のブログで重複していたURLなので間違いありません。他にも数え切れないほどありますが、5サイト以上で重複していないURLは確実ではないので記載していません。
- http://www.dietck.com/
- http://chukogcj.jugem.jp/
- http://blog.livedoor.jp/tohokukk/
- http://www.hadakh1.com/
- http://tankidts.seesaa.net/